私は学部生の頃から情報工学科専攻生として3年間そのスキルを高めてきました.
ここでは今現在の私の能力について,経験年数でまとめます.
私の所属する金子研究室での取り組みと,私自身の研究について紹介します.
デジタルデータというものは生成や保管にコストが掛かるため,出来るだけ多く利用されることが重要とされています.しかし今日ではデータの所有者と利用者の間に大きな乖離があり,円滑なデータ流通が出来ているとは言えません.そこで私の研究室では,ボーダレスでオープンな自律型データ流通基盤を模索しています.
私は卒論として,デジタルコンテンツの価格比較と重複購入を回避するデジタルコンテンツのIDを設計しました.例えば家電を購入する時,家電量販店の店員さんはどれだけ上手に製品の価値を説明しても,顧客にその家電の製品番号を記憶され,後からインターネットで購入されてしまえば利益は出ません.デジタル空間でもこのような問題が発生するため,私は暗号技術を用いることで,コンテンツのIDを複数流通させて価格比較を回避しつつ重複購入も起きないIDを設計しました.
私は修論に向けて,購買履歴などの履歴情報を個人が管理できるようになる未来を目指し,それに関係するデータポータビリティという概念について研究しています.データポータビリティとは,プロバイダーに収集された個人情報(購買履歴や位置情報など)を,その所有者がいつでも請求することが出来,かつそのデータを好きなプロバイダーに移行することが出来る権利のことです.これが実現すれば,消費者のサービス選択の利便性が向上し,プロバイダー間の競争も促進されると考えられています.
大学生活で特に打ち込んだHIPHOPカルチャーであるこの二つについて紹介します.
HIPHOPカルチャーの要素の一つで,主にスプレーを用いて電車の車両や高架下の壁など、公共の場に描かれる文字および絵のアートのことです.私はこのアートに学部3年の頃に触れ,作品を制作しています.
私のInstagramでもGraffitiの投稿をしているので紹介します.